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2019-12-12(Thu)

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2011-12-01(Thu)

川辺










●川辺宿
川辺バイパス交差点をすぎたあたりから街道風味が漂い始めます。
川辺宿は規模としては西隣の矢掛と同レベルであった様ですが、高梁川の川越を控えている事、高瀬船の行き来などもあり、実際の賑わいは矢掛より上だった様です。残念ながら川の氾濫で、本陣は無くなっており、川辺宿のメインストリートは人気もまばらに静まり返っています。
左側にある艮御崎神社は、川辺の村社で、九柱の神様が祭られています。私は詳しく無いので、そうなんだ。というくらいですが、珍しい神様が多いそうです。鎮守の森に囲まれた本殿の周りには、沢山の祠や石碑があって面白いです。ちなみに本殿艮方向に祀られているのは、岡山人おなじみの温羅(うら)
川べりには一里塚があります。案内板には、日本橋より180里(707km)とあります。近いのか遠いのか日本橋。つまり三条まではあと200kmちょいってことで、西国街道もいつの間にか半分を超えたんですね。この一里塚はかつては川の東岸にあり、柳と松が植えられていたそうです。柳の一里塚かー…見たかった。





艮御崎神社




川辺宿、高梁川が見えてくる。カーブミラーのたもとに一里塚があります。





川越え中。鴨が渡ってきていました。





高梁川を超え、少し北上して県道270号線に入ります。現代の標識があるので(道標ではない)間違いはしないですが川沿いには歩道がないので中々恐ろしい。
街道沿いのローソンでカニクリームコロッケとミルクティーを購入しました。寒い寒い。
清音のあたりは、だだっ広い田圃のなかの道になります。
清音小学校前には宝篋印塔と畜魂碑がありましたが、掲示によるとこれは共同墓地にあったものを此処へ移転させたそうです。
総社南高入口交差点を過ぎると、小さな峠にさしかかり、街道は上り下りします。下り坂の途中で右に逸れ、山田池の横を通りますが此処は現代の道標が旧山陽道を示していました。
此処からは旧街道らしい静かな住宅地へ入ります。
途中にある山田一里塚は道標も兼ねており、右やかげ、左岡山と書いてありました。多分これは最近のものですね。熊嵐之墓というのも隣にあるのですが、何なのかは調べてみても謎です。
さらにすこし先へ行くと、吉備考古館の入り口に地神さんと金の一字が彫られた常夜灯が有りますが、これは多分金比羅さんの事です。このあたり「金」だけ書かれた常夜灯が多いのですが、なんとなくユーモラス。岡山までたどりついたら、西国街道から分岐する金比羅往来も歩いてみたい。
虫籠窓がすてきな古い家は郷土館、その向かいには大正時代と思われる、指差し道標がおかやま、くらしきへの道を示しています。
はるか前方に備中国分寺の五重塔が見えてきました。








右手に大きな松が見えて来るのは、相撲取山古墳でした





●吉備路
吉備路とは、備中国分寺を中心とした岡山市西部から総社市エリアを指し、特に「吉備路」という街道がある訳ではないようです。(勘違いしていました)このエリアが古代吉備の国の中心地。ちなみに古代吉備の国は広島東から岡山を越えて兵庫西まで。広い〜。この辺りにやたらと古墳が多いのはそういう理由ですね。
田園風景と昔の家が並ぶ田舎道で、歩いていてとても楽しいエリアです。大切に保存された町並みは素晴らしいけど、何処か箱庭のようで、一歩外へでた世界とのギャップが激しすぎて。だから、こういう普通の田舎道をゆるゆる歩くのが好きです。そんな風景に何時から有るのか分からないような素朴な祠や石碑や道標があるのが最高。民家の土塀最高。
特に国分寺周囲は、これでもかってくらい道標たくさんありました。国分寺参道を示していたり、岡山、足守、倉敷など近隣の町を示していたり色々です。国分尼寺前の道標には岡山元標まで4里とありました。
雰囲気ある作り酒屋さんの向かいには、案内板があり、この辺りが旧山陽道の宿場だったとありますが、手持ちのどの本をみても、この辺りは宿場になっていません。江戸ではなく、古代や中世の宿場町かもしれないですね…このあたりの地名はずばり「宿」です。
旧道はすこしだけ270号線と合流しすぐに左へ分岐します。分岐のちょっと前にある道標は、最上稲荷(伏見、豊川とならぶ3大稲荷です)への道を示していました。
分岐した先は、これまた20年くらい時間の止まったような小懐かしい家並みです。





遠く国分寺の塔が











道標が沢山あります














酒造所


































何年此処にあるんだろう?って看板がたくさんありました






















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