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2024-04-20(Sat)

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2012-05-22(Tue)

明石

















明石に入る直前、十輪寺の辻で、道がかっくんと90度折れて南へ向かうのですが、これは明石城があるがためですね、おそらく。そういえば姫路城の前もこんなふうになっていました。
レトロな商店街から、あれやこれやの美味しそうな匂いがしていますが、今夜は絶対明石焼を買って帰って食べると心に決めているのです。明石には縁もゆかりもないけど、明石焼はすごーーーーーーく好き。あのふよふよぷるぷるの卵感、出汁とともにつるっと食べる、これをスルーしたら何の為に明石に来てるのかわからない。あ、街道だったっけか。
駅前で終わって、街道離脱、明石駅に向かっていると、右側に何とも楽しそうな市場があったので、そこで色々物色しつつ明石焼を買い求め、家にかえりました。

次の回は同じく明石駅からのスタートですが、残念ながら朝なので明石焼のお店は開いていません。しかし前回夕方なので店じまいしつつあった市場が、朝一で活気があってとても楽しかった。いかなごフィーバーしてました。山とつまれたいかなごの発泡スチロールに行列をつくる明石人。この日市場にかぎらず、街道沿いのどの魚屋でも、いかなご山積みと行列がみられ、さらに明らかにいかなごを煮ていると思われる香りが漂い、郵便局には「いかなご地方発送承ります」なるのぼりが立っている。ソウルフードなのですね。いかなごにかける情熱が半端ない。

駅前通りに建つ道標の北側をはいり2,300mほど先の交番には子午線の碑があります。それをみつつまたほたほた歩いていたら、プードルを連れたおばちゃんに声をかけられました。街道歩き人だと一発でばれたので、なななぜだと思っていたら、「私も、ああいうの見て歩きするのすきなの。」
わーい同士だった!
●稲爪神社の反対側あたりにある、黄色いひさしの薬屋さんが本陣跡
●国道にでる直前の古い雰囲気の家、よく見ると壁に月とうさぎの凝った飾り模様がある
という事を教わりました。ありがとう!







明石の市場。野菜から魚から肉、お惣菜、お茶お酒何でも売ってるけど、魚は地域性が強いので面白い




道々で売っていたおやつを明石城でいただきます。芋餅?




子午線からさらに東へ、本陣跡付近は古い家が沢山残っています。


古い家の建ちならぶ裏道(こっちが本道だったのだけど)が終わり、二号線に合流すると、忍耐と街道への愛がためされる、ロング国道歩きが始まります。おそらく西国街道で最長の国道歩きです。
楽しみといったら、明石大橋見えたー♩ くらいのもので、もうひたすら黙々と歩き続けるだけで…(で、しかもこの国道離脱したところでその先も大して救いもないような景色が続くとか)地図作ってる段階で、萎えてました。

でも垂水の海神社の狛犬だけは必見です。

東垂水のあたりで、海側の遊歩道へ逃げられます。もう、この際何処が街道として正確かなんて問題ではないので、緑の中を歩きました。

須磨駅で昼ご飯を食べた後、二号線離脱。
離脱した所で、景色は変わりません。海が無くなったくらいの事です。車がたくさん行き交う大通りを、進む作業をつづけました。







明石大橋




海神社の子連れ狛犬。おかあちゃんに甘える子狛。




こっちはおとうちゃんと一緒にくわっとやってる子狛。絶品




こんな道をひたすら歩くのです。



二号線離脱してすぐ長岡神社。すみっこにお地蔵さんたちと、管公手植えの松があります。井戸ほったり松植えたり、土木が好きですね




いい景色だけでなく、ちゃんと現実も撮らなきゃねっていう…




もう、木を見ると路地に入って行くくらいには緑に飢えてきています。















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