川を越えると田圃と民家の並ぶ直線路になります。
板倉交差点には大きな道標があり、足守や寶福寺への道程を示していました。板倉宿内にある掲示によると、この板倉交差点の京寄り北側に本陣と脇本陣があったようですが、今は影も形も無く、古い家並みの続く通りになっていました。
吉備津駅裏を過ぎると右に見えてくる立派な松並木は
吉備津神社の参道です。遠くからでも松の香りが漂う程で、これがきっと昔の街道の匂いなんだろうな
せっかくなので参拝してから旧道へもどりました。
180号線と合流すると車の往来は激しく、歩道は狭く、黙々とあるくだけ。
吉備津彦神社にもよってみました。吉備津とか吉備津彦とか紛らわしい…
製鉄技術のあったこの一帯を吉備津彦という古代皇族が平定し、吉備の国として治め、それが温羅伝説やら桃太郎のお話になったとのこと。地名好きとしては吉備の枕詞である「真金吹く」が、この辺りが製鉄地帯であった事を示す、というのが気になる所です。真金とは鉄の事。真金一里塚にその名前が残っています。
板倉宿目前の直線路
板倉宿 本陣付近
吉備津神社参道。何と立派な松並木
吉備津神社
吉備津神社
真金一里塚
漆喰の模様って時々凝った家があって面白い
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