前述の通り、未練たらたらながら有年峠を避けて鯰峠に迂回しました。国道ですが歩道は有るので、危険は有りません。
有年峠を通って来た道と、坂折池で合流しました。少し東へ進んだ民家の軒先に、立場跡の掲示があります。ここから有年宿の真ん中まではまだ大分あるのですけどね
国道を渡ってすぐに、大避神社。このあたりの地図を見ていると沢山見られる大避神社は
大避大神(秦河勝を祭神とし、元は赤穂市にあるそうです。その先にある宮東遺跡からは鎌倉時代の陶器などが多数発掘されたそうです。西国街道は古代や中世の色が結構濃いと感じます。宿も時代によって違うので時折混乱。
街道は細く、道なりにひなびた集落を抜けて、再度二号線を渡り、有年宿のメインストリートへ入ります。宿場に入ったからといって、何が変わるわけでもなくやっぱりひなびた静かな通りですが。
有年駅を過ぎて、二号線へ入り、2.300m程二号線から逸れて(途中に宝篋印塔あり)再度2号線へ合流…ここからが超絶危険区域です。旧道を歩こうとするならば、1km以上「歩道無い」「大型トラックびゅんびゅん」「路側帯超狭い」三拍子の国道歩きです。三途の川見えそうです。国道に合流してすぐ、左に国道にそってはしる砂利道がみえますが、是は途中で私有地突入&線路にぶつかって通行止めになります。通れません。だまされました。そういった訳で、ここはもう、旧道をすてて左に見える川沿いにでも進むのが良いのではないかと思います。これから通る人には全くもってお勧めできない旧道です。私も途中で田んぼの中を通る道へと逃げました。
有年峠を越えた先にある集落。立場跡もこのあたり
大避神社
有年家長屋門
有年宿メインストリート
この道の先が恐怖の国道歩きの始まり…
天満宮
相生へ
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