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2024-11-23(Sat)

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2011-09-21(Wed)

海田市




より大きな地図で 海田市 を表示



船越峠を下って、大きな常夜灯がみえたら海田市に入ります。線路の向こう側が中心地であるようで、こちら側は静かな生活路という感じ。一里塚は清正寺前に、新しい石碑としてたっています。本陣跡は通りから少し入った所にありますが、看板が立っているのですぐ分かります。いまや立て札一つしかたっていませんが、藩内では4番目の規模だったそうです。

宿場の中心部を出ると、海田市ふるさと館という円い建物が左手にあるので、少し休もうと思って言ってみたら、楠の巨木と古墳と、なぞの埴輪のモニュメントが。小さな石の道標もありましたが多分これは旧道からここへ移転されて来たのだとおもいます。右は呉市、左は読めません。

線路をこえて右に川がせまると、初めて並木とよべる松並木がありました。樹齢は100〜250年だそうで、それほど大きな印象はないのですがとにかく松並木です。中野砂走出迎えの松とよばれ、昔の人は参勤交代から帰る藩主をここまで迎えにきたらしい。こんなところまで…元気ですね。広島のお城から往復すれば丸一日かかると思います。




海田市



瀬野までおおむねこんなかんじ



楠の木



二股に分かれる巨木



はじめての松「並木」



テンションあがります。





JRの各駅にはコンビニがあるので、この辺りの道中困る事はあまり無いと思われます。広島県道274号線が旧道をそのままなぞっていて、直線ではない、旧道らしい緩いカーブを描きながら瀬野川にそって徐々に標高を上げて行きます。
右側の瀬野川の向うには高い山々が連なっていて、頂上は霧をかぶっていました。この山々を避けたいがために、西国街道は川を上って一度北へまわるんですね。
ところで、海田市宿から西条宿までは、5里18丁だそうです。ハイテクな感じで測ってみたところ、駅から駅までがなんと26kmです。間にもう一つ宿があってすら、未だ長いくらいの宿間距離、正直何考えてんだ…って感じです。
なので海田市から一貫田間宿までででカテゴリーを一度切ります。











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