京都にたどり着いて半年ちょい。真冬の再挑戦をしてきました。
踏破しました。有年峠と並ぶ西国街道最難所、松子山峠。
上の地図は、GPSログを取りながら歩いて描いています。
まずは此処が西の入口です。車もはいれそうな道になっていますので見落とす事は無いかと思います。此処からの写真、カメラもって撮る余裕はないので携帯で撮っています。カメラぶら下げて薮こげません。
前回とそんなに変化なしで、相変わらず崩落していますね。車が通れる道幅はありますが、通る用事もないんでしょうね。二日前に結構雨降っています。
前回は最初の池までで草丈が高くなり引き返していますので此処を見る事は無かったんですが、最初の池と次の池の間にこの分岐があります。道なり(左)です。写真だと分かり辛いけど、右側は車の待避所の様なスペースになっていてその隅っこから道が伸びているのです。まあ間違えないと思います。
二番目の池を過ぎるとこの分岐があります。道なり、右です。
三番目の池の放水路なのかコンクリートの堰の上を歩きます。他サイトなどでよくみる、コンクリートの壁は此処のことですね。
江戸時代はここどうやって越えていたんでしょうか。そもそも放水路自体無かったのかな?
池や、先程の堰の管理をする人がおそらくいるので、此処までの道の状態は良好です。薮漕いだりする必要は全くなく、さくさく歩けました。既に半分以上は来ています。
しかし此処からが本番…
倒木が折り重なって、蔦植物がはびこって、道を塞いでいます。蔦植物にトゲ付きのが有るのにはまいりました。それでも冬なので、下草は無いし葉っぱも落ちているし、蜘蛛の巣もないです。
写真だと分かりにくいので、なんじゃこりゃあ、って感じですが、道を見失うような状態ではないです。道に木が倒れてる場所に、蔓植物が絡まってバリケード作ってるって感じです。
でも、これ真冬じゃないと無理ですね。もう本当絶対無理。草葉のある季節だったら道なんて見えない。
この少し先が松小山峠の頂上で、下関から京都へ至る旧山陽道の最高地点でもあります。標高およそ360m。ここんとこ山の中ばかり歩いている様な印象なのに、実は東海道より遥かに低いのです。
因に次点は大山峠の330m。
峠の頂点を越えると、ちょっと植生が変わる感じがしました。頂点より西は日当りが良い明るい薮で、低木と蔦植物と笹がメインでした。
頂点より西は、ほぼ小さな沢沿いに歩きます。谷になっていて、大きな木が生えていて、すこし暗くて、湿っています。薮が若干少ないかも。
なーんか見た事無いくらいでかい苔生えてる…
何度か沢を渡るんですが、下べちょべちょです。防水の靴でなかったら辛いかも。
暖かい季節だと、蛇でますよ多分。
東側の方が、道筋が曖昧な感じはしました。あれ?って場所はありましたが、沢沿いに行けば復帰できると思います。
最終的にはこの沢がコンクリで護岸されて、此処から直ぐにゴールの舗装路へと出ます。
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